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【市況】<株式トピックス>=2月1日高値の1万7905円奪回目指す

 2日の東京株式市場は買い優勢でスタートした後上昇加速し、日経平均株価は一時700円を超える上げ幅で1万6800円台に乗せる場面があった。日経平均株価終値は、前日比661円04銭高の1万6746円55銭と大幅続伸した。米株式市場でのNYダウ平均株価の大幅上昇と、外国為替市場での円安・ドル高進行という、日本株にとってのプラス材料が重なったことが上昇幅を拡大した。

 最近2週間ほど日経平均株価が、1万6000円を挟んだ小幅なレンジでもみあいから大きく上放れたかたちだ。フシ目とされてきた取引時間中の2月1日高値1万7905円から同12日安値1万4865円までの下落幅の半値戻しの水準に相当する1万6385円を大きく上回った。

 さらに、明確に25日移動平均線(1万6459円=2日)を奪回してきた。2月初めにも2日間だけ25日線を上回った局面があったが、今回の突破は2週間のもみあいの後だけに、上昇軌道復帰への期待感は根強い。

 今後は3月期末にかけて、2月1日につけた高値の1万7905円の奪回を目指すことになる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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