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【特集】【今週読まれた記事】週初の「過度の悲観」指摘と「売られすぎ銘柄」紹介が人気

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は1月23日から29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 前週木曜日に日経平均株価が一時1万6000円割れ目前まで売られ、翌金曜日は941円高。その翌週となる25日から29日の相場は、週末に控える日銀金融政策決定会合を横目に、底打ちか踊り場かを決めかねるようなボラティリティの高い相場が続きました。こうしたなか株探で人気を集めたのは、マーケットが過度の悲観に包まれていることを示唆する記事でした。

 人気連載「杉村富生の短期相場観測」は「マーケットは何に脅えているのか?」で、世界的株安の中、資金が逃げ込んでいる先は日本円であると指摘、「1月の金融政策決定会合での“決断”が求められる」と喝破しました。

 「富田隆弥の【CHART CLUB】」は、「悲観に片寄ってきた」と題し、「さすがに多くの関係者が悲観に傾いてきた。こうなると、相場は一旦下げ止まるだろう」と断言しました。

 「北浜流一郎のズバリ株先見!」では、「方向性を見極めてから買い出動!」で、日経平均が1万6017円安値をつけた21日の出来高31億株を、追証売りと空売りの買い戻しと指摘。翌日の上昇と合わせ「吉兆」が見えたと書きました。

 いずれの記事も掲載は前週末。果たして日経平均は今週末に、日銀のゼロ金利導入による追加金融緩和を受け、乱高下の末に1万7518円まで戻して取引を終えました。こうして振り返ってみると株探で寄稿をお願いする識者の方々は、今週の株式市場の動きを千里眼のごとく見通していたようです。

 株探を訪問してくださる経験豊富な個人投資家の方々も千里眼は変わらないようで、今週も引き続き、極端なマイナス乖離や売り長、低PBRなど売られすぎ銘柄をピックアップした記事が人気を集めました。

  来たか底打ち大反転? 『売り長&好業績』でGO!!
  “3%超高配当株”急増中、ミクシィ利回り3.6%に
  連続増益で PBR1倍割れ 「バーゲン候補」リスト
  暴落“終了後”に備える好業績マイナス乖離銘柄

 特集記事では戻り局面において先導株となるであろう銘柄を紹介した「25日線回復『先導株』で戻り局面の先を行く」や、前週に掲載した「一挙紹介! 全般急落で『好決算』を見逃された株」もよく読まれました。

 ところで相場はいったん戻りに転じたとはいえ、日経平均は1万7500円台と、昨年6月の高値2万952円からははるか下方に位置しています。昨年9月安値は1万6901円、昨年12月高値は2万12円、そして直近21日の安値は1万6017円と、波動は高値安値とも切り下がりの様相。こうしたなか、長期トレンドが転じつつある可能性に警鐘を鳴らしつつ、今後に採るべき個別株戦略を訴えた「中村潤一の相場スクランブル 『アベノミクス相場終焉で狙うべき株』」は連日多くの方に興味深く読んでいただいているようです。

 そのほかでは、決算発表集中時期に恒例の、「決算本格化へ、16年3月期 【業績上方修正】期待リスト」がページビューを伸ばしました。決算発表は29日に前半のピークを迎えましたが、後半戦もまだまだ多くの企業が決算発表を行います。改めてこの記事で、増額期待銘柄をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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