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【通貨】明日の為替相場見通し=米ISM製造業指数など注目

 今晩からあすにかけての東京外国為替市場のドル円相場は、欧米市場の動向に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=122円30~123円30銭。この日は、朝方は123円20銭台の高値圏で推移したが、午前10時過ぎから利益確定売りが強まり、一時122円60銭台まで下落。その後、123円00銭前後まで値を戻した。3日に欧州中央銀行(ECB)理事会とイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、積極的にはポジションを傾けにくい状況にある。このなか、123円20~30銭前後が上値抵抗ゾーンとなりつつある。一段の上昇には新たな材料が必要となりそうだ。依然、欧米市場の動向がポイントであり、今晩の米11月ISM製造業景況感指数の結果などが全般相場を左右しそうだ。また、シカゴ連銀のエヴァンス総裁の講演などが予定されており、米金融当局高官の発言も市場の関心を集めている。(岡里英幸)






出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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