ソフトバンクGは底堅さ発揮、ナスダック安受け利食い誘発も投資家の注目度高い
ソフトバンクグループ<9984>は売り買い交錯。前日の米国株市場では大手IT企業の株価が決算発表後に大幅下落したことを受けマーケットのセンチメントが悪化し、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げが顕著となった。ナスダック市場と株価連動性の高い同社株にとってはマイナスに作用している。同社株はここ空売り筋の買い戻しを誘発する形で上げ足を強め、前日は昨年12月1日以来となる6000円大台に乗せた。売買代金も全上場銘柄のなかで2位にランクインし、投資家の注目度の高さをうかがわせる。6000円台乗せで目先達成感からの利益確定売りも出やすいところで、きょうはそれが顕在化したが、下値では押し目買いニーズも強い。
出所:MINKABU PRESS
出所:MINKABU PRESS