泉州電業 Research Memo(4):2018年10月期は10.9%の営業増益見込みだが、上方修正の可能性が高い
■今後の見通し
1. 2018年10月期の業績見通し
泉州電業<9824>の2018年10月期の通期の連結業績は、売上高で前期比4.1%増の78,000百万円、営業利益で同10.9%増の3,550百万円、経常利益で同7.7%増の3,720百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同10.5%増の2,530百万円を見込んでいる。期中の平均銅価格は750千円/トン(前期比5.8%増)を予想している。設備投資額は3,350百万円の計画で、内容は主に前期に取得した土地の上に建物を建築することが中心になる。
引き続き比較的利益率の高い機器用・通信用電線の拡販に注力し、連続増益を目指しているが、主力の向け先である半導体製造装置関連の動きが活発であることから、この目標達成は十分可能だろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
《HN》
提供:フィスコ