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ベルシス24 Research Memo(3):コールセンターを中心に事業を展開


■事業概要

1. セグメント
ベルシステム24ホールディングス<6183>のセグメントは、CRM事業とその他事業の2つである。

(1) CRM事業
CRM(Customer Relationship Management)事業には、クライアント企業の商品やサービスに関する質問に対応するカスタマーサポート業務、クライアント企業の商品・サービスの販促をサポートするセールスサポート業務、クライアント企業のIT製品の操作方法等に関する質問に対応するテクニカルサポート業務、クライアント企業のデータ入力やWeb制作等を請け負うBPO(Business Process Outsourcing)がある。いずれも電話が主なコミュニケーションツールだが、Webやメール、近年、成長が著しいソーシャルメディアやチャットにも対応している。

海外にも事業展開を始めており、同社は2016年12月にベトナムのコンタクトセンター大手でHoa Sao Group Joint Stock Company(以下、Hoa Sao)への出資で基本合意を発表している。Hoa Saoは、ベトナム国内8拠点でコンタクトセンター事業を展開している。

(2)その他事業
伊藤忠グループの製薬企業向けBPO事業の再編により、同社が55.0%、伊藤忠商事が45.0%の出資により設立された(株)ビーアイメディカルは、コントラクトMR派遣/業務受託サービス(CSO (Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関))、資格者を配した人員体制で24時間365日医療・健康にかかわるコンタクトセンターサービス(MIS事業(Medical Information Service)を手掛けている。同社の100%子会社である(株)BELL24・Cell ProductではSMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)事業を行っている。

(株)ポッケは、携帯電話やPCに向けたアプリの開発や販売を行っている。社内ベンチャーから始まり、現在ではNTTドコモ<9437>スマートフォン向け定額使い放題サービス「スゴ得」を中心にコンテンツサービスを提供している。

(株)ベル・ソレイユでは、「障害者の雇用の促進等に関する法律」による特例子会社の認定を受け、同社にも多く人材を紹介している。

ビーアイメディカルやポッケについては、両社の独立性及び専門性を尊重した経営方針をとっているもよう。

(執筆:フィスコアナリスト 清水 さくら)

《MW》

 提供:フィスコ

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