【特集】5万円以下で買える、低PER・低PBR「お宝候補」 23社 【東証1部】編 <割安株特集>
みずほFG <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位の引き下げや、株式分割などで株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業でも約140銘柄が最低投資金額が5万円以下で購入できる。なかには日経平均採用の優良株や、配当利回りが3%超といった「お値打ち株」も存在する。
最低投資金額が5万円以下ということで小額資金で購入が可能となり、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、購入や売却の時期を分散投資できるメリットがある。また、低位株であることから下値不安も少なく、上昇した場合は株価が倍増する可能性もある。
今回は最低投資金額が5万円以下の銘柄の中から、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)が低水準で放置された「お宝候補」を探った。東証では望ましい投資単位の水準を5万円以上としているため、最低投資金額を5万円以上へと企業価値向上に努める企業も現れるだろう。
下表は東証1部上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)予想PERが10倍以下、(3)実績PBRが1倍以下――を条件に投資妙味が高まる割安「お宝候補」23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額は23日現在)
なお、25日(日)に「低PER・低PBR『お宝候補』 31社【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
最低投資 予想 実績
コード 銘柄 金額 PER PBR
<1514> 住石HD 10000 6.0 0.68
<8411> みずほFG 19930 9.2 0.59
<5363> TYK 20800 10.0 0.37
<2112> 塩水糖 24900 8.7 0.89
<5703> 日軽金HD 25700 8.8 1.00
<2768> 双日 26700 6.7 0.61
<5017> 富士石油 32600 5.5 0.40
<8338> 筑波銀 33500 8.5 0.39
<1921> 巴 36200 8.4 0.55
<5358> イソライト 37700 7.6 0.99
<7971> 東リ 38900 9.1 0.72
<8291> 日産東HD 41900 8.4 0.76
<1890> 東洋建 42800 8.4 0.97
<8999> グランディ 42800 5.9 0.69
<8103> 明和産 43300 10.0 0.61
<8260> 井筒屋 43300 5.0 0.53
<1826> 佐田建 43800 8.2 0.57
<6853> 共和電 44400 9.5 0.87
<8070> 東京産 44500 8.5 0.55
<7247> ミクニ 45700 7.3 0.53
<9501> 東電HD 46100 2.6 0.32
<4992> 北興化 48200 6.6 0.62
<5009> 富士興 50000 6.7 0.47
※単位はPER・PBRが倍、最低投資金額が円。
株探ニュース