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9264 ポエック

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ポエック---22年8月期は減収なるも、動力・重機等事業の利益は順調に推移


ポエック<9264>は14日、2022年8月期連結決算を発表した。売上高は前期比7.2%減の58.06億円、営業利益は同0.7%減の2.74億円、経常利益は同0.9%減の2.93億円、親会社株主に帰属する当期純損失は0.23億円(前期は1.93億円の利益)となった。

環境・エネルギー事業の売上高は前年同期比10.6%減の31.84億円、セグメント利益は同15.0%減の1.35億円となった。半導体不足の影響等により商品仕入が計画通り進まず、一部で納期が遅延したことにより受注を十分消化できない状態が続いたことで売上高が減少した。加えてマリンリバーの株式取得に係る費用を販売費及び一般管理費に計上したことにより、利益が減少し経営成績に影響した。

動力・重機等事業の売上高は前年同期比0.6%減の22.20億円、セグメント利益は同8.2%増の2.17億円となった。船舶用エンジン市場及び工作機械関連市場での需要が安定的に推移し、受注残を堅調に積み上げてきた。一方、プラント設備関連の大型案件の製造に使われる機材価格が上昇したことに起因して材料の調達を遅らせている動きも一部でみられた。これらの影響により、機材の納入時期や生産工程の進捗が遅れ、出荷時期が翌月以降に繰り越されるものが発生した。なお、全体として売上高は微減となったが、購買コストの見直し、利益率の高い案件獲得など継続的な原価率の低減策を講じてきたことから利益は順調に推移した。

防災・安全事業の売上高は前年同期比13.0%減の4.01億円、セグメント利益は同44.3%減の0.26億円となった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、病院や介護施設に対するスプリンクラー設備設置に係る補助金額が減少し需要動向が低調に推移した。こうしたなか病院等施設への対面営業が制約を受けるケースが多くあり、これらの影響を受けたことで経営成績に影響した。

2023年8月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.1%増の62.76億円、営業利益が同3.3%減の2.65億円、経常利益が同9.4%減の2.65億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1.41億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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