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8940 インテリックス

東証S
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時価総額 50.9億円
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インテリックス Research Memo(7):2024年5月期業績は期初計画を据え置き、増収増益を目指す


■今後の見通し

1. 2024年5月期の業績見通し
インテリックス<8940>の2024年5月期の連結業績は、売上高で前期比17.7%増の48,543百万円、営業利益で同8.4%増の769百万円、経常利益で同52.3%増の364百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同145.5%増の247百万円と期初計画を据え置いた。第2四半期までの進捗率は売上高で46.7%、営業利益で31.1%とやや低い水準だが、リノヴェックスマンションの売上総利益率が下期に改善する見込みのほか、ソリューション事業分野ではリースバック物件の流動化で18億円、アセットシェアリング商品で20億円の売上が下期に見込まれ、ホテル事業も好調を持続する見通しであることから、第3四半期以降に仕入活動が滞ってリノヴェックスマンションの販売にブレーキのかかるようなことがなければ、計画達成は射程圏内にあると弊社では見ている。

リノベーション事業分野の売上見通しとして、リノヴェックスマンションの販売高は前期比16.2%増の343億円(販売件数で同8.5%増の1,250件、平均販売単価で同4.5%増の2,748万円)を見込んでいる。中古マンション市場全体の見通しは、物価上昇等の影響もあって決して楽観視できる状況にはなく、いかに条件の良い物件を仕入れられるかが重要となってくる。そういう面では、いち早く在庫調整を完了し仕入余力を確保した同社にとっては良質な物件を仕入れる好機になると弊社では見ている。リノヴェックスマンションの販売期間については、長期滞留物件の減少により第4四半期から短期化するものと予想される。また、リノベーション内装事業については同20.2%増の20.7億円を見込んでおり、「FLIE」事業についても順調に成長する見通しだ。

ソリューション事業分野のうち、リースバック物件の流動化については2023年12月に(合)あんばいLB4号に対して、1,844百万円(139件の戸建住宅及び区分所有物件)の信託受益権の譲渡を完了しており、第3四半期に売上計上される。また、アセットシェアリング商品については新シリーズを2月に販売開始した。そのほか1棟もの収益物件の販売で40億円、ホテル事業で10億円前後の売上が見込まれる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《SI》

 提供:フィスコ

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