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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8798 アドバンスクリエイト

東証P
1,006円
前日比
-31
-2.99%
PTS
1,006.9円
14:30 04/26
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
24.5 5.09 3.48 16.74
時価総額 227億円
比較される銘柄
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Bマインド
決算発表予定日

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アドクリ Research Memo(5):保険代理店事業の生産性向上に取り組み、2017年9月期は増収増益を目指す


■今後の見通し

1. 2017年9月期の業績見通し
アドバンスクリエイト<8798>の2017年9月期の連結業績は、売上高が前期比8.4%増の7,910百万円、営業利益が同7.9%増の1,030百万円、経常利益が同7.9%増の1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.9%増の600百万円と期初計画を据え置き、増収増益を見込んでいる。第2四半期までは計画を若干下回るペースとなったが、第3四半期以降に遅れを取り戻し、計画の達成を目指していく。

事業セグメント別では、メディア事業や再保険事業については下期も順調に成長し、増収増益が見込まれる。このため、主力である保険代理店事業をいかに伸ばしていくことができるかが計画達成のカギを握ることになる。月次販売動向を見ると、4月の申込ANPは前年同月比9%減と10ヶ月ぶりの減少に転じ、やや計画を下振れる結果となった。3月に大きく伸びた反動減と見られるが、5月以降の動きを注視していく必要がある。また、低下傾向が続く手数料率について、今後もさらに低下するようであれば収益の下振れ要因となる。とはいえ、圧倒的な集客力を持つ「保険市場」を通じた請求件数はWebマーケティング施策の効果もあって増加傾向が続いており、これらを確実に契約につなげていくこと、また対面販売における1人当たり生産性向上を図ることで、下期以降の収益回復を目指していく考えだ。

生産性向上施策としては、コールセンターの入電時における質の向上から始まり、アポイントメントの質の向上、面談率の向上、契約率の向上、顧客世帯当たり販売単価の上昇、といった具合に業務フローごとにITも活用しながら効率を向上していくことで、全体を通した生産性の向上が実現できると見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《TN》

 提供:フィスコ

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