貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8739 スパークス・グループ

東証P
1,819円
前日比
+13
+0.72%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
2.29 49.19
時価総額 762億円
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【実況!決算説明会】スパークス・グループ<8739>---2Q決算(2017年7-9月期)(6/8)


このコンテンツは、スパークス・グループ<8739>の2018年3月期第2四半期(2017年7-9月期)の決算説明会の音声を文字に起こしたものです。なお、実際の説明会で使用された資料は、同社のウェブサイトをご覧下さい。8本に分けたコンテンツの6本目です。

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進行役:次は実物資産の事業について見てまいりましょう。実物資産を10月末のデータで見ていただきますが、いよいよAUMは1500億円に近づいてきて、ここも順調に進んでいるという話になりますか。


CEO阿部:これはちょうど始めて5年弱、ゼロから始めた事業です。これをやっているメンバーに言うのですが、本当にありがとうございますと。ゼロから社内のベンチャーのように、始めていただきました。
それが今、日本を代表する再生エネルギーの発電所のオーナーになることができました。この開発というのは、一軒一軒が小さな発電所です。小さいのですが、そこの地元に、これまですすんで、いろんなことをやってきた地主の皆さん、地域の住民の皆さんがおられます。そういう方に対して丁寧にご説明をし、理解していただくということをスパークスの担当の社員がやってくれた結果、今、全国24件。一つ一つの電力系統のことをグリットと言いますが、小さなグリットが24ヶ所あります。これは本当にビジョンと理念で始めた事業です。それが今、1400億円、1500億円になるような規模で、全国に広がっています。それも私たちみんなが少しずつ負担している再生エネルギーに対する負担から払われている固定価格、買いとり資金(=フィット制度)によって成り立っていて、そのリターンを投資家の皆さんにお返ししています。資金が循環しているのです、そういうことこそが私が最初に提唱したことなのです。資金循環をもって、負担していただいている利用者にリターンとしてお返ししたいという形がだんだんできていると思います。


進行役:9月に運転を開始しました新潟県三条市の木質バイオマス発電所などでは木質ということで雇用も生み、新しいスパークスの取り組みになりました。


CEO阿部:発電所をオープンする時に行くと、投資の意義というのをこれまで株式投資としては、なかなか見られなかった、味わえなかった喜びを感じます。地域の皆様も本当に喜んでくれますし、ここから20年皆さんの生活の中にともにある、ともに生きる施設を私たちが運営することができて、喜んでもらえるのだなということを本当に感じるたいへんいい仕事・投資だと思います。
ですから、近くの小学校・中学校の皆さんには集まっていただいて、これから20年間、皆さんがお父さんお母さんになって、皆さんのお子さんができる時までこの発電所と一緒に皆さんの生活がありますから、よろしくお願いしますねということをお話し、それが今授業として取り上げてくれています。そういう活動に広がっているということです。こういう取り組みこそが、リターンに加えて意義と効用があるということです。やはりお金が単に儲かるからくるというだけではありません。意義と効用、地域の皆さんに役立つということは、私たちスパークスが考えていかなければならないテーマで、そこに私たちの成長が一緒にあるかと思います。


(7/8)に続く
《FA》

 提供:フィスコ

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