エネクス Research Memo(10):配当性向30%を指針に、2017年3月期は27円配の配当予想
■株主還元策
伊藤忠エネクス<8133>は株主還元については配当によることを基本とし、その水準については配当性向30%を指針としている。
2017年3月期通期の配当予想は年間27円で従来の予想から変更はない。第2四半期末には期初予想どおり、13.5円の中間配を行った。通期の当社株主に帰属する当期純利益は従来どおり10,000百万円を予想しており、1株当たり利益は88.50円となる。これに基づく配当性向は30.5%となる。同社は配当性向30%を1つの指針として位置付けており、今後業績が一段と拡大する局面では、それに応じた配当の増加も期待できるという弊社の見方は従来から変わっていない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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提供:フィスコ