川辺---2Qは増収、フレグランス事業が初の黒字化達成

川辺<8123>は13日、2024年3月期第2四半期（23年4月-9月）連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.5%増の57.28億円、営業損失が0.9億円（前年同期は2.20億円の損失）、経常損失が0.46億円（同1.82億円の損失）、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.73億円（同1.99億円の損失）となった。

身の回り品事業の売上高は前年同期比101.4%となった。ハンカチーフについては、売上は前年比110.3％となった。スカーフ・マフラーについては、売上は前年比112.5％となった。タオル・雑貨については、前年比74.8％となった。

フレグランス事業の売上高は前年同期比114.7%となった。主力販路である百貨店を中心にイベントの開催、及び新規導入ブランド「CREED」の取扱いが8月より開始など新しい戦略が実を結んだ。その結果、2010年１月より開始したフレグランス事業が当第2四半期累計期間の段階で初の黒字化を達成した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比7.5%増の134.91億円、営業利益が同9.5%増の1.35億円、経常利益が同1.3%増の2.08億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.7%減の1.00億円とする期初計画を据え置いている。

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　提供：フィスコ