東エレクなど半導体関連は強弱観対立、目先リバウンド期待も米半導体株安は重荷
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>は売り買い交錯。日経平均株価がリバウンドに転じるなかも、気迷いムードが拭えず買いが手控えられている。前日の米国株市場では、バイデン米政権が中国やロシアへの先端半導体出荷に規制をかけたことで、エヌビディア<NVDA>など半導体関連株が売られ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2%近い下げをみせた。これを受けて、東京市場でも半導体主力株には積極的な買いが入れにくくなっている。ただ、東エレクは8月後半以降の調整で年初来安値まであと1300円あまりに迫っていたこともあり、目先はリバウンドを見込んだ押し目買いも観測される。
出所:MINKABU PRESS
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