貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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8031 三井物産

東証P
7,681円
前日比
+123
+1.63%
PTS
7,622円
23:59 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.8 1.53 2.60 3.05
時価総額 116,267億円
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来週の株式相場に向けて=年末視野の中小型株相場は来るか

 18日の東京市場は、日経平均株価が前日比30円安の2万7899円と小幅続落。一時、2万8000円台を回復したが買いは続かず、後場にかけ値を消した。

 「北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルを発射したこともきっかけとなり、先物に売りが出たことも影響したようだ」(市場関係者)という。北朝鮮のミサイルが相場に与える影響は通常は限定的だが、今回は発射の高度も高く、手掛かり材料難のなかやや意識される動きとなった様子だ。

 米国の消費者物価指数(CPI)や日本の決算発表といったイベントも一巡。日経平均株価は2万8000円前後と高値圏にあるが、一段の上昇には新たな材料待ちの状況だ。来週は23日が日本の「勤労感謝の日」、24日が米国の「感謝祭」でともに休場となることから、様子見姿勢が続く可能性がある。そんななか、25日は年末商戦の幕開けとされる米国のブラックフライデーを迎える。同商戦が活況なら、消費関連株が見直されることも予想される。

 日本に目を向ければ、中小型株市場の動向を示す東証マザーズ指数が上昇基調にある。東京市場は、例年12月はIPOラッシュを迎えることもあり、年末年始に向けて中小型株が活況場面になるというアノマリー(経験則)がある。直近IPOのマイクロ波化学<9227>やpluszero<5132>、ソシオネクスト<6526>といった銘柄が人気化するなど、IPOを含めた中小型株を見直す動きは出ている。また、丸紅<8002>や三井物産<8031>など商社株や自動車の三菱自動車工業<7211>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>などの好業績株が注目される。

 来週は米国では23日の11月1~2日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が関心を集めそうだ。また、同日には米10月新築住宅販売件数も公表される。国内では24日に10月全国百貨店売上高が公表される。22日にティムス<4891>、25日にtripla<5136>がともに東証グロース市場に新規上場する。来週の日経平均株価の予想レンジは2万7600~2万8200円前後。(岡里英幸)

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年11月18日 19時19分

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