トヨタなど自動車株が軟調、円安進行も世界景気減速とサプライチェーンリスクを警戒
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が総じて軟調な値動きを強いられている。外国為替市場では足もとドル買いの動きが加速、1ドル=137円台に入る円安に振れており、為替感応度が高い自動車セクターは輸出採算向上期待が株価にポジティブに働く。しかし、市場では「世界景気減速のなか、自動車販売台数の先細りが懸念される。足もとの業績も半導体不足や中国のロックダウンに伴う生産減少の影響が懸念され、各社決算発表を目前に買いは入れにくい」(中堅証券ストラテジスト)と指摘されている。
出所:MINKABU PRESS
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