任天堂、TDKなど◆今日のフィスコ注目銘柄◆
任天堂<7974>
2017年3月期の最終利益予想を上方修正した。想定為替レートを円安方向に修正したことを織り込んだ。一方で営業利益予想を下方修正している。株価はボトム圏での推移が続いており、週足形状の一目均衡表では雲のねじれの局面に位置している。雲を割り込む格好でシグナルが悪化する可能性がある。
TDK<6762>
足下で調整をみせているが、一目均衡表の雲上限が支持線として機能している。遅行スパンは下方シグナルが継続しているが、実線の切り下がりにより、上方シグナル転換へのハードルは低い。米アップルの10-12月売上高は予想上回っており、アップル関連への支援材料に。
日東電<6988>
前日の下落で5日線を割り込み、25日線までの調整をみせている。支持線到達のほか、1月25日に空けたマド埋めを完了しており、調整一巡感からの仕切り直しが期待される。一目均衡表では転換線、基準線が支持線として意識されている。遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させているが、ダマシになる可能性もありそうだ。
《SK》
提供:フィスコ