貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6638 ミマキエンジニアリング

東証P
1,349円
前日比
+44
+3.37%
PTS
1,355.3円
20:57 05/08
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.3 1.56 1.85 25.42
時価総額 432億円
比較される銘柄
コニカミノル, 
リコー, 
OKI
決算発表予定日

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Mimaki Research Memo(2):産業用インクジェットプリンタの大手


■会社概要

1. 会社概要
ミマキエンジニアリング<6638>は、産業用インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタ、及びそうした製品に使われるインクやソフトウェアなどの開発・製造・販売・保守サービスをワンストップで行っている。また同社は、「水と空気以外なら何にでもプリントできる」ことを究極の開発目標に据える開発型企業でもあり、常に「新しさと違い」にこだわった、先進性と独自性のある高付加価値な製品を市場に投入している。販売市場は、広告・看板などの製作を支えるSG(サイングラフィックス)市場、工業製品や一般消費者向け小物類への加飾をしているIP(インダストリアルプロダクツ)市場、生地や既製服を捺染するTA(テキスタイル・アパレル)市場の3つで、海外の売上高構成比が約70%とグローバルな事業展開を行っている。


ペンプロッタの技術を生かして進化を続ける
2. 沿革
同社は1975年8月、時計用水晶振動子の組み立てを目的に長野県に設立された。1983年にA2サイズのフラットベッドペンプロッタを自社開発し、1985年に数値制御による美しい円弧作図が評判となった「北斎」ブランドのペンプロッタを発売した。これを機に大型プロッタの製造・販売に参入し、1987年に偏芯カット方式採用のカッティングプロッタ、1996年には水性顔料インク搭載IJ(インクジェット)プリンタを世界で初めて発売するなど、電子部品の製造からペンプロッタの技術を生かした製品の開発・製造にシフトした。その後、高付加価値製品の開発を継続するとともに、営業の全国展開、グローバル展開を推進した。このため順調に成長を続けてきたが、コロナ禍では一時的な成長の踊り場を迎えることとなった。現在は、中長期成長戦略「Mimaki V10」を実行してV字回復を達成、再成長期入りしたところである。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SO》

 提供:フィスコ

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