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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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6545 IIF

東証G
460円
前日比
-19
-3.97%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.0 1.76 1.74 258
時価総額 25.0億円
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IIF Research Memo(6):フランチャイズの既存加盟店の増店に注力することで、新規出店のペースを再加速


■今後の見通し

● 2023年3月期の業績見通し
2023年3月期の連結業績予想についてインターネットインフィニティー<6545>は、売上高で前期比6.1%増の4,421百万円、営業利益で同102.4%増の315百万円、経常利益で同8.2%増の313百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同9.4%増の203百万円を見込んでいる。なお、2022年3月期は、コロナ禍がレコードブック事業や在宅サービス事業の利用者数の増減に与えた影響が2021年3月期と比較すると小さくなってきたことから、2023年3月期の業績予想についてはコロナ禍を考慮せず、利用者数等の増減に影響を受けない前提のもと算出している。

レコードブック事業は、フランチャイズの既存加盟店の増店に注力することで、新規出店のペースを再加速する。また、直営店を含めた既存店についてはコロナ禍の影響を受けない前提で予算を策定し、利用者数は期末にかけて緩やかに増加すると予想している。Webソリューション事業は、メディカルソリューションに注力することで増収増益を見込んでいる。一方、在宅サービス事業は分社化に伴い人事制度改革等の独自施策を推進することで、さらなる成長を目指していく。2022年3月期はコロナ禍による利用控えの影響が軽微となったこと、足元の利用者数が回復傾向であること、Webソリューション事業の引き合いが好調であることなどを考慮すれば、売上高は十分達成可能な水準であると弊社では見ている。なお、DX化推進に向けたシステム導入等で9百万円を見込んでいるほか、新型コロナウイルス感染症対策としてこれまで活用していた経費助成等の助成金収入はほぼ見込んでいない。ただし、施策強化により利益率の高いフランチャイズ収入が増加する見通しであること、利益率の高いWebソリューション事業に注力することなどから、営業利益率7.1%(前期比3.4ポイント改善)の達成は堅いと弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《YM》

 提供:フィスコ

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