貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

5998 アドバネクス

東証S
1,210円
前日比
-57
-4.50%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.6 0.60 1.65
時価総額 50.3億円
比較される銘柄
中発条, 
サンコール, 
パイオラック

銘柄ニュース

戻る
 

アドバネクス Research Memo(5):より安定した市場へのポートフォリオの転換を図る


■市場戦略

市場戦略としては、より安定した市場へのポートフォリオの転換を図る。構成比が上がるのは、自動車、医療、住設・インフラ分野になる。中期経営計画では、アドバネクス<5998>の最大の市場である自動車向けを、2014年3月期の30%(プラスチック事業を除くベース)から2020年3月期に40%へ高める計画である。他の市場別売上構成比は、2014年3月期から2020年3月期への変化を見ると、OA機器が30%→20%、医療機器が6%→10%、インフラ/住設機器が5%→10%、その他が29%→20%となっている。自動車向けは、民生用電子機器に比べて需要が安定している上、規模も大きい。反面、取引先はTier 1の自動車部品メーカーなどの大企業であり、継続的なコスト削減の要請から、高収益性は追求しづらい。一方、医療機器やインフラ/住設機器は、製品への要求レベルが高い反面、技術力を生かしてサプライヤーの地位を獲得すれば、長期的な需要が見込める。製品のモデルチェンジも頻繁でなく、高収益を上げる余地がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均