東京製鉄が続伸、20年3月期営業利益は上振れで着地
東京製鐵<5423>は続伸。4月30日取引終了後に、20年3月期の連結決算を発表。営業利益が前の期比8.3%増の173億6000万円となり、従来予想の170億円を上振れて着地したことが好感されているようだ。
製品の出荷数量が約8%減少したうえ、出荷単価も4000円強落ち込んだことにより売上高は同13.1%減の1799億2400万円で着地した。ただ、主原料の鉄スクラップが大幅に値下がりしたことから単価下落や生産数量減に伴うコストの上昇を吸収し、利益を押し上げたという。
なお、21年3月期業績予想について、新型コロナウイルスの感染拡大が、今後の鉄鋼需要などに及ぼす影響を予想することが困難であることから非公開とした。ただ、第1四半期業績予想は、売上高が前年同期比37.2%減の320億円、営業利益が同39.3%減の25億円を見込む。
出所:MINKABU PRESS
製品の出荷数量が約8%減少したうえ、出荷単価も4000円強落ち込んだことにより売上高は同13.1%減の1799億2400万円で着地した。ただ、主原料の鉄スクラップが大幅に値下がりしたことから単価下落や生産数量減に伴うコストの上昇を吸収し、利益を押し上げたという。
なお、21年3月期業績予想について、新型コロナウイルスの感染拡大が、今後の鉄鋼需要などに及ぼす影響を予想することが困難であることから非公開とした。ただ、第1四半期業績予想は、売上高が前年同期比37.2%減の320億円、営業利益が同39.3%減の25億円を見込む。
出所:MINKABU PRESS