品川リフラ Research Memo(7):健全な財務体質
■業績動向
b)貸借対照表
品川リフラクトリーズ<5351>の2017年3月期第2四半期末の総資産は104,585百万円、前期末比887百万円増加した。流動資産が1,128百万円増加した。仕掛品が増加(+2,620百万円)し、有価証券は減少(-1,295百万円)した。負債の部では、有利子負債を短期(-4,639百万円)から長期(+4,031百万円)へシフトした。このため、流動比率が前期末の154.7%から169.4%へ改善した。実質有利子負債は23百万円増の5,730百万円となり、ネットD/Eレシオ(実質有利子負債を自己資本で割った比率)は0.13倍と低く、財務の健全性は高い。自己資本比率はほぼ前期末並みの42.5%であった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)
《HN》
提供:フィスコ