貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
日経平均株価の構成銘柄。同指数に連動するETFなどファンドの売買から影響を受ける側面がある
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4689 LINEヤフー

東証P
373.9円
前日比
-6.4
-1.68%
PTS
370円
23:52 05/02
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
0.93 1.49 33.52
時価総額 28,555億円
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決算発表予定日

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<注目銘柄>=Vコマース、第3四半期ボトムに業績回復局面へ

 バリューコマース<2491>は11月中旬以降、株価は底値圏からの離脱を図りつつある。ただ、その動きは緒に就いたばかりであり、上昇余地は大きそうだ。

 同社はLINEヤフー<4689>傘下のアフィリエイト(成果報酬型)広告大手。22年10月の「Yahoo!ショッピング」と「PayPayモール」の統合に伴うストア向け新広告商品の利用増加やキャンペーン施策方針変更の影響を受けて、23年12月期の業績は大きく悪化。第3四半期累計(1~9月)連結決算は、営業利益が38億6700万円(前年同期比39.8%減)と大幅減益となった。

 ただ、第3四半期決算を経て、会社側では業績回復への自信ものぞかせている。主力のアフィリエイトは、金融関連の大手クライアントの出稿減のマイナス影響に苦しんでいたが、足もとで金融分野の広告出稿意欲に回復が見られるもよう。また、旅行分野では回復も感じられるようになった。オンラインモールのストア向けクリック課金型広告「StoreMatch(ストアマッチ)」でメーカー向けの新商材「ストアマッチPro」も順調に立ち上がっている。更にヤフー新広告商品利用増加の影響は第3四半期でおおむね一巡の見込みとしており、第3四半期をボトムに業績は回復に向かいそうだ。

 23年12月期通期業績予想で営業利益は47億円(前期比43.0%減)を見込むが、第3四半期までの進捗率が82%に達し達成確度は高い。24年12月期は営業利益56億円を見込む調査機関もあり、株価は業績回復を織り込む動きが期待できよう。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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