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4461 第一工業製薬

東証P
3,435円
前日比
+35
+1.03%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
32.9 0.94 1.89 0.27
時価総額 367億円
比較される銘柄
デンカ, 
大阪ソーダ, 
南海化学
決算発表予定日

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<注目銘柄>=一工薬、リチウム電池関連の隠れ本命株

 第一工業製薬<4461>は25日移動平均線をサポートラインとする非常に強い上昇波を形成、上値余地は大きそうだ。

 同社は界面活性剤の大手で企業の設備投資意欲の拡大を背景に機械向けやIT分野などの需要を取り込んでいる。建設業界向けでは超ビッグプロジェクトであるリニア中央新幹線のトンネル工事に使う固結材なども好調で、業績は成長トレンドが続く見通し。前期まで4期連続営業増益を達成、年平均成長率は23%と高水準だ。今18年3月期も伸び率こそ鈍化するが増益確保が有望視されている。

しかし、同社株の注目される理由は他にある。リチウムイオン電池関連株が軒並み人気化するなか、同社は同分野の関連素材のビジネスを加速させる構えにあることがポイントだ。

 具体的にはイオン導電性高分子電解溶媒を手掛けているが、リチウム電池の心臓部にあたる正極材において高性能と安全性を引き出す役割を担い、同関連の隠れ本命株の一社として株価は大化け素地がある。電池メーカーはリチウム電池が普及すればそれまでの主力商品の売り上げが落ちるというトレードオフにさらされる。しかし、リチウム電池の素材で特需を得る同社のようなメーカーは、純粋に利益成長が加速する可能性を内包している。さらに、連結子会社にリチウム電池開発企業のエレクセルを擁していることも、今後の株高思惑を増幅させている。(銀)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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