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4432 ウイングアーク1st

東証P
2,715円
前日比
+29
+1.08%
PTS
2,718.2円
09:40 05/17
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.1 2.39 3.09 106
時価総額 946億円
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ウイングアーク1st---2Qも2ケタ増収増益、企業のDXを推し進めるソリューションを強化


ウイングアーク1st<4432>は12日、2023年2月期第2四半期(22年3月-8月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比17.9%増の113.77億円、営業利益が同27.6%増の37.28億円、調整後EBITDAが同21.8%増の43.53億円、調整後親会社の所有者に帰属する当期利益が同30.8%増の28.00億円となった。

帳票・文書管理ソリューションの売上収益は前年同期比19.5%増の72.86億円となった。企業の基幹業務に必須である請求書や納品書等の帳票類を設計・運用を行うソフトウェア及びサービスである「SVF」は、コロナ後を見据えた企業のDXに関する投資が活発化し、基幹システムへの投資が増加したことから、ソフトウェア版「SVF」の引き合いも増加し、ライセンス/サービスは同35.4%増と前年を上回り、保守も堅調に推移した。クラウドサービスについては、クラウド市場の拡大に伴い好調に推移し、同31.3%増となった。この結果、売上収益は同17.1%増の66.35億円となった。企業間取引の電子化を実現する「invoiceAgent」は、「SPA」とブランド統合を行い、顧客に電子文書の電子帳簿保存法に対応した保管から活用までのサービスを「invoiceAgent」ブランドで包括的に提供できる形となった。このような活動により、ライセンス/サービス及び保守は好調に推移した。クラウドサービスは電子帳簿保存法対応に関する引き合いが継続し、同172.6%増と大幅に増加した。この結果、売上収益は同61.6%増の5.90億円と前年から大きく成長した。

データエンパワーメントソリューションの売上収益は前年同期比15.0%増の40.90億円となった。企業が保有するデータを統合・処理・分析・可視化する事により、業務の効率化や生産性の向上を実現するソフトウェア及びサービスである「Dr.Sum」「MotionBoard」が主な構成要素となっている。「Dr.Sum」は、コロナ禍で縮小していた中堅中小企業の投資が回復したことからライセンス/サービスが同43.2%増と大幅に増加、クラウドサービスも規模は小さいながらも同244.6%増と成長に寄与した。この結果、売上収益は同21.1%増の15.85億円となった。「MotionBoard」は、ライセンス/サービス及び保守は好調に推移した一方、クラウドサービスについては、契約社数は増加したが、大型案件剥落の影響から前年割れとなった。この結果、売上収益は同6.3%増の15.01億円となった。

2023年2月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.9%増の210.00億円、営業利益が同20.6%減の47.50億円、調整後EBITDAが同18.0%減の60.00億円、調整後親会社の所有者に帰属する当期利益が同21.5%減の34.50億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

 提供:フィスコ

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