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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ミクニ、日本PC、ITbook

ミクニ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ミクニ <7247>  321円  +20 円 (+6.6%)  本日終値  東証プライム 上昇率8位
 ミクニ<7247>が全般地合い悪のなか急動意、商い急増のなか一時12%高の337円まで駆け上がる人気となった。独立系の自動車部品メーカーで、主力の燃料噴射装置関連ではCO2排出削減技術で先駆し優位性を発揮する。海外では経済成長が著しいインドでの自動車需要拡大に照準を合わせ、新規受注の拡大を背景にVVT(可変バルブタイミング機構)の増産投資に乗り出すことを発表している。このほかEVトラック向け電動オイルポンプなどへの商品展開も期待されている。株価指標面でも見直し余地が大きい。PERが7倍台であることに加え、配当利回り3%超の有配企業にもかかわらずPBR0.3倍台という超割安水準に放置されており、ディープバリュー株としての側面を持つ。300円近辺の値ごろ感と合わせ、水準訂正高を見込んだ投資資金の食指を動かしている。

■日本PCサービス <6025>  895円  +55 円 (+6.6%)  本日終値
 日本PCサービス<6025>が急反発。午前11時ごろ、AIテクノロジーを活用したNFT事業を行うクリエイターズネクスト(東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好感された。今回の提携は、NFTを活用した販路拡大などを計画する企業向けに、NFT事業立ち上げ支援からエンドユーザー向けサポートまで、ワンストップサポート体制の構築を両社で目指すのが狙い。両社の専門知識やインフラを強みとして、NFT事業化に向けた仕組みの構築のほか、サポートプラン、エンドユーザー向けのサポートパッケージなどの構築を予定。更に日本PCがデジタルサポートを提供するショッピングモール、家電量販店、生活関連企業など約800社の提携企業や、クリエイターズネクストの新規顧客へサポート展開を行うとしている。

■ITbook <1447>  446円  +27 円 (+6.4%)  本日終値
 ITbookホールディングス<1447>が大幅高で3連騰。河野デジタル大臣が13日の会見で、紙の保険証を2024年秋に原則廃止し、今後マイナンバーカードに一本化する方針を発表した。これに加え、政府が現在24年度末の一本化を目指す運転免許証についても、時期を更に前倒しすることが可能かどうかを警察庁と検討を進めていることも明らかにした。これを受けて、関連銘柄には収益チャンスにつながるとの見方で投資資金が向かっており、官公庁に強みを持つITソリューション関連企業で、とりわけマイナンバー分野での実績が高い同社株はその象徴株として物色人気化している。

■鈴与シンワート <9360>  2,087円  +120 円 (+6.1%)  本日終値
 鈴与シンワート<9360>が大幅高。同社はきょう、GMOインターネットグループ<9449>傘下のGMOメイクショップ、ハートコア(東京都品川区)と協業し、電子商取引(EC)のワンストップソリューションの提供を開始したと発表。企業合併によりサイトの基盤統合が必要になるケースや、D2C(Direct to Consumer) ECの広まりからマルチブランドを展開し、複数乱立したサイトの管理・運用が煩雑になるなどの課題を抱える企業に対し、複雑なEC基盤の統合における要件定義の段階から、業務フローの整備や、物流・在庫管理の最適化など運用段階までトータルにサポートするとしている。

■ミライノベート <3528>  237円  +13 円 (+5.8%)  本日終値
 ミライノベート<3528>は新値追い。12日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を2億6100万円から6億9500万円(前期比63倍)へ、純利益を8400万円から7億5100万円(同46.9%減)へ上方修正しており、これを好感した買いが流入した。上期において、利益率の高い投資事業における売上高が上振れたことに加え、再生可能エネルギー事業における太陽光発電による売電収入も計画を上回り、今後も堅調に推移する見込みであることが要因としている。なお、連結子会社ササキハウスを譲渡したことから売上高は93億9500万円から84億6600万円(同16.9%増)へ下方修正した。

■ヘリオス <4593>  296円  +8 円 (+2.8%)  本日終値
 ヘリオス<4593>が4日ぶりに反発。12日の取引終了後、遺伝子編集技術により特定機能を強化した他家iPS細胞由来NK(ナチュラルキラー)細胞(eNK細胞)の肺がん患者由来がんオルガノイドに対する抗腫瘍効果を確認したと発表しており、好材料視された。オルガノイドとは、生体内の組織・器官に極めて似た特徴を有している3次元な構造を持つ組織・細胞のこと。今回の試験で使用したオルガノイドは、患者の腫瘍組織に由来する複数種の細胞からなる細胞塊で、組織学的・遺伝学的解析により患者由来のがん組織の特徴を維持していることが確認されており、今回の試験結果からeNK細胞が固形がん患者への有効な治療法となる可能性が示されたとしている。

■リベレステ <8887>  789円  +19 円 (+2.5%)  本日終値
 リベレステ<8887>が反発。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)単独決算が、売上高19億7500万円(前年同期比3.1倍)、営業利益5億1700万円(同37.0倍)、純利益3億7300万円(同3.8倍)と大幅増益となったことが好感された。開発事業で分譲マンション及び分譲仕様の賃貸マンションを売却したほか、不動産販売事業で都内の物件を複数売却したことが寄与した。なお、23年5月期通期業績予想は売上高65億円(前期比7.2%増)、営業利益9億1000万円(同18.6%減)、純利益6億4000万円(同23.4%減)の従来見通しを据え置いている。

■セゾン情報システムズ <9640>  1,799円  +35 円 (+2.0%)  本日終値
 セゾン情報システムズ<9640>はしっかり。12日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、純利益が5億円から6億5000万円(前年同期比32.2%減)に上振れて着地したようだと発表したことが株価の支えとなった。フィナンシャルITサービス事業において、情報処理サービスの売り上げが想定を上回って推移した。23年3月期の連結業績予想は、今後修正が必要と判断した場合には速やかに開示するとしている。

■ブレインズテクノロジー <4075>  1,036円  +20 円 (+2.0%) 一時ストップ高   本日終値
 ブレインズテクノロジー<4075>が一時ストップ高。この日、米ネットアップ<NTAP>の日本法人であるネットアップ(東京都中央区)と共同で、ブレインズのインテリジェントサーチ「Neuron Enterprise Search」とネットアップのデータ管理ソフトウェア「NetApp ONTAP」をクラウド上に展開するためのデザインパターンを策定し、テンプレートとして提供開始したと発表しており、これが好材料視された。これにより、これまで各部署で保管されて見えていなかった情報でも、必要な時に必要な人が検索して閲覧・利用できるクラウドネイティブな次世代型データ活用基盤を構築できるようになるという。

■きずなホールディングス <7086>  1,094円  +20 円 (+1.9%)  本日終値
 きずなホールディングス<7086>は小幅に3日続伸。12日の取引終了後に発表した9月度の月次業績で、葬儀売り上げが前年同月比18.7%増の7億5200万円となり、増収基調が続いたことが好感された。葬儀単価は同2.2%増と増加に転じたほか、1ホールの新規出店を行ったことも寄与し、葬儀件数は同16.1%増の946件だった。

●ストップ高銘柄
 ホーブ <1382>  2,270円  +400 円 (+21.4%) ストップ高   本日終値
 光・彩 <7878>  8,530円  +1,500 円 (+21.3%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 スローガン <9253>  1,121円  -300 円 (-21.1%) ストップ安   本日終値
 ワイエスフード <3358>  365円  -80 円 (-18.0%) ストップ安   本日終値
 エヌ・ピー・シー <6255>  504円  -100 円 (-16.6%) ストップ安   本日終値
 以上、3銘柄

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