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ナレッジスイート---2Qも大幅な増益、サブスクリプション契約が順調に推移


ナレッジスイート<3999>は14日、2020年9月期第2四半期(19年10月-20年3月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比0.4%減の10.97億円、営業利益が同30.6%増の1.02億円、税引前利益が同35.3%増の0.98億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同109.8%増の1.07億円となった。

クラウドソリューション事業の売上収益は前年同期比3.8%減の4.29億円、セグメント利益は同18.0%減の1.35億円となった。クラウドサービスの売上収益は同7.9%増の3.19億円となった。販売パートナーによる拡販及び継続的なWEBプロモーション施策を実施し、月平均2,000件以上のリード(見込み客)の獲得を維持しつつ、サブスクリプション契約の受注が積み上がった。スポット売上に値するソリューションサービスの売上収益は同27.0%減の1.09億円となり、足を引っ張る形となった。クラウドサービスのサブスクリプション契約が増加し、導入コンサルティングサービスの受注は堅調に推移した。しかし業務環境が対面中心からオンラインへ変更となったことで作業延期により一部未了案件が発生したこと、また新型コロナウイルス感染症の影響によるWEBマーケティング支援及びクラウドインテグレーションサービスの案件先送り等が発生したため、前年同期と比べ売上減となった。

システムエンジニアリング事業の売上収益は前年同期比1.9%増の6.67億円、セグメント利益は同24.3%増の1.43億円となった。慢性的なIT人材不足を背景に、安定的な稼働人員を維持できたため、売上収益は計画どおり推移した。また、優秀な人材をナレッジスイートに派遣することを推進し、効率的な人員配置を進めている。

2020年9月期通期については、売上収益が23.11億円、営業利益が0.19億円、税引前利益が0.12億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が0.27億円とする2月14日に公表した業績予想の修正数値を据え置いている。なお2020年9月期より国際財務報告基準(IFRS)を任意適用したため、日本基準を適用していた2019年9月期の実績値に対する増減率は記載していない。

《SF》

 提供:フィスコ

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