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3907 シリコンスタジオ

東証G
1,048円
前日比
+12
+1.16%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.9 1.73
時価総額 31.2億円
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<動意株・12日>(大引け)=WACUL、セラク、竹内製作所など

 WACUL<4173>=5日続伸で新高値にらむ。一時23円高の635円まで上値を伸ばした。3月30日に長い上ヒゲでつけた年初来高値655円の奪回に向け着々と歩を進めている。同社はデジタルマーケティンやデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングを展開し、人材マッチング事業にも力を入れている。デジタルマーケテイングのコンサルティングをシステム化したデータ分析・改善提案ツール「AIアナリスト」で幅広く需要を開拓中だ。業績はトップラインの拡大が際立っており、17年2月期以降、毎期大幅な伸びを達成しているが、23年2月期も前の期比28%増の13億8800万円と好調が予想されている。一方、利益面では先行投資負担もあり、23年2月期は同3%減と小幅減益が見込まれるが、中期成長力に陰りはないとみられている。

 セラク<6199>=急反発し一気に年初来高値を更新。11日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(22年9月~23年2月)連結業績について、売上高が99億円から101億6000万円(前年同期比19.7%増)へ、営業利益が6億円から10億9000万円(同2.8倍)へ、純利益が5億円から8億5000万円(同86.0%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。エンジニアの稼働率が改善したほか、販管費の削減に努めたことが奏功した。

 竹内製作所<6432>=急動意でストップ高。11日の取引終了後に24年2月期業績予想を発表。売上高を前期比5.6%増の1890億円、営業利益を同13.1%増の240億円と前期に続き過去最高を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんでいる。主力の欧米向けが引き続き好調に推移すると見込む。配当予想は前期比17円増の115円(普通配当110円・創業60周年記念配当5円)とした。同時に発表した23年2月期決算は、売上高が前の期比27.0%増の1789億6600万円、営業利益が同19.5%増の212億2100万円だった。

 インフォネット<4444>=戻り足強める。週初に米オープンAIのサム・アルトマンCEOが来日して自民党の会合に出席し、研究開発の拠点を日本に設立する意向を示したことが伝わった。これを受け人工知能(AI)関連銘柄の一角がにわかに活気づいているが、同社株はその関連最右翼に位置付けられる。そうしたなか、11日取引終了後に同社は「GoogleAnalytics4」連携型アクセス分析ツール「MEGLASS finder」の導入がリリース3カ月で100サイトを突破したことを発表、これが新たな刺激材料として株高を助長している。

 シリコンスタジオ<3907>=物色人気加速でストップ高。前日は好決算評価で300円高はストップ高となる1437円に買われ、一気に年初来高値を更新したが、きょうも買いの勢いは衰えず上値追い態勢に弾みがついている。11日取引終了後、ディー・エヌ・エー<2432>が提供する電気自動車(EV)転換シミュレーター「FACTEV」の開発に協力したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んでいる。「FACTEV」はEV普及のボトルネックとなっていた「実用航続距離」に関して、車両データを取得せずに容易にシミュレーションを可能とするものであり、今後の需要獲得が見込まれる。

 コシダカホールディングス<2157>=ストップ高。フシ目の4ケタ大台を回復すると同時に1月上旬につけた高値1007円を上抜き、約3カ月ぶりの年初来高値を更新となった。11日取引終了後、23年8月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来計画の74億3000万円から75億7000万円(前期比3.4倍)に増額した。カラオケ店「まねきねこ」を運営するが、コロナ禍から立ち直り客足の回復が顕著となっている。カラオケは訪日外国人観光客にも人気で、今下期はインバウンド関連の特需も見込まれるだけに、収益環境に吹く追い風は強い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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