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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3891 ニッポン高度紙工業

東証S
2,014円
前日比
-1
-0.05%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
11.3 0.96 2.48 18.05
時価総額 218億円
比較される銘柄
王子HD, 
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<注目銘柄>=高度紙、圧倒的な商品競争力が強み

 ニッポン高度紙工業<3891>は、中段もみ合い上放れ前夜でここは強気に対処してみたい。同社はエレクトロニクス商品に必須である電気絶縁用セパレーターの専業メーカーだが、アルミ電解コンデンサー用では世界シェア6割という圧倒的商品競争力を持つグローバルニッチトップだ。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きが強まるなか、車載用需要が中長期的に高水準の伸びを示し収益を牽引していく公算が大きい。

 22年3月期業績は営業利益が前の期比47%増の40億6600万円と急拡大した。23年3月期はその反動で営業利益は前期比6%減の38億円と減益を見込むが、保守的な見通しであり、引き続き好調なアルミ電解コンデンサー需要を背景に期中増額修正の可能性を内包している。PER9倍は中期成長力の高さを考慮すると割安感が際立つ。株価は5日・25日・75日移動平均線が収れんする2130円近辺から頭一つ抜け出した位置にある。一目均衡表の雲抜けも目前で、4月14日の戻り高値2297円払拭から一段高が見込まれる。(桂)

出所:MINKABU PRESS

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