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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3843 フリービット

東証P
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時価総額 332億円
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フリービット Research Memo(6):2017年4月期通期予想は増収減益に修正、成長力には懸念なし


■今後の見通し

●2017年4月期通期の業績見通し
フリービット<3843>の2017年4月期通期の連結業績は、売上高で前期比25.4%増の35,600百万円、営業利益で同36.9%減の1,200百万円、経常利益で同35.7%減の850百万円、親会社株主に帰属する当期純損益で200百万円と大幅増収及び減益の見通しに修正された。(修正予想の発表は2017年4月7日)

増益の期初予想がここに来て減益に修正された要因としては、1)子会社のフルスピードの顧客企業(脱毛サロンを運営する(株)グロワール・ブリエ東京およびその関連会社のミスプレミアム(株))が破産し、グロワール・プリエ東京の他の関連会社2社分を含めた売上債権481百万円の回収が困難となったこと、2)注力するモバイル事業の急拡大を見据えたネットワーク増強投資、3)新事業であるヘルステック事業への先行投資である。

今回は、広告主が消費者庁から業務停止命令を受けたことに端を発し、資金繰りが悪化し破産するという突発的なイベントが発生した。弊社では、1)売上債権の回収困難は一過性であること、2)売上高予想が上方修正され第3四半期の売上高進捗率も76.3%と順調なペースであること、3)いずれの事業もストック型ビジネスの傾向が強く売上・利益が安定して積み上がる特性を持つこと、4)モバイル事業・ヘルスケア事業への先行投資が十分できていることなどを勘案し、同社の成長力に懸念はないと判断する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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