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3808 オウケイウェイヴ

名証N
69円
前日比
-1
-1.43%
PTS対象外銘柄
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.95
時価総額 28.1億円
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OKウェイヴ Research Memo(7):各サービスに最新テクノロジーを組み込み、サポートレベルの向上を狙う


■中長期の成長戦略

●基本戦略
個人向けQ&Aサイト、法人向けFAQサービスの提供というコア事業を更に発展成長させるため、オウケイウェイヴ<3808>は注力する3つのコアテクノロジーであるABCテクノロジーへの積極的な取り組みと、最新テクノロジーの導入を継続していく。

スマートデバイスの普及や、ネットワークの高速化、低価格化が急速に進んだことから、様々なモノがネットワークにつながるIoTが本格化している。しかし、ネットワークにつながればつながるほど、企業には解決策の特定が困難な問い合わせが増えると想定されている。また消費者は、つながらない企業サポートに対して、不満を募らせる可能性がある。

そこで同社では、同じ製品・サービスを利用している消費者同士をQ&Aでつなぎ、消費者が保有する知識・経験をサポートに活用するサービスを展開していく。併せて、法人向けFAQサービスの提供により、企業サポートの支援を進めていく。蓄積された膨大なQ&Aデータを活用することで、より簡単で的確なサポートを受けられるサービスを構築している。つながらない企業サポートの改善策として、チャット機能搭載サービスを提供開始したことも、IoT時代に即した新しいサポート対応の一環だ。Q&Aサービスでは、良質で的確な回答を行った回答者に対して、感謝の気持ちとともに仮想通貨を贈呈できる仕組みを構築し、回答者へのインセンティブとすることで、さらにQ&Aサービスを活性化させる取り組みも進めている。

今後も各サービスに最新テクノロジーを組み込むことで、Q&Aサービスの更なる進化を図ると同時に、企業サポートの効率を最大限引き上げるサービスを提供する計画である。

とくに、日米で特許を取得した技術と組み合わせたAIエージェント「あい」の仕組みを企業向けに提供していく取り組みや、医療情報サービス子会社OKEIOSを通じた、AIを活用した医療従事者向けの医療情報サービス、ブロックチェーン技術を活用した安全に利用できる医療健康情報サービスの提供、不動産情報サービス子会社OKGAIAを通じた、AIを活用した不動産情報サービスなど、ABCテクノロジーを活用してく計画である。

また、米国子会社のサービスが保有する北米1,400万人の登録会員向けにも、同様にAIを活用したサービスを提供し、企業向けサービスにも転用していく計画である。第1段階として英語圏の個人向けにアプリ「OKWAVE food ANSWERS」の提供を開始した。

同社は、常にサービスを進化させる開発は継続していきながら、今後は積極的な販売拡大にも注力していく方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《TN》

 提供:フィスコ

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