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キリン堂HD Research Memo(12):アシスタントスタッフの販売戦力化と新たな販売チャネルの構築にも期待


■成長戦略と中期経営計画

6. 重点課題4:その他の施策
前述したキリン堂ホールディングス<3194>の強みである関西圏での高いブランド認知度とカウンセリング営業のポテンシャルを生かすことも、第2次中期経営計画の重点課題には盛り込まれている。

その他の施策の中でも「アシスタントスタッフの戦力化と作業システム改革」に弊社が期待するのは、まさにその理由からだ。未病への意識が浸透し、かつ店舗顧客とつながりを有する店舗スタッフをバックヤードの作業に従事させるだけではもったいないと言える。POSシステム及びバックオフィスシステムの改革によってアシスタントスタッフが顧客と接する機会を増やして収益拡大につなげるというのは地味ではあるが大きなポテンシャルがある施策だと弊社では考えている。

「販売チャネルの拡大」も注目すべき施策だが、現状ではリアル店舗とECサイトの連携による販売機会の拡大と表現されているだけで、具体的なありようが完全には見えてきていない。オムニチャネルなのかO2O(オー・ツー・オー、online to offline)なのか、あるいはマルチチャネルにとどまるのか、といったことはこれから明らかになってくるとみられる。どのような形態になるにせよ、ブランドの認知度は極めて重要な要素だと弊社では考えている。関西圏での高いブランド認知度を生かして実効性のある新たな販売チャネルをどのように構築してくるか見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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