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キリン堂HD Research Memo(8):第2次中期経営計画では利益率の改善がメインテーマ


■成長戦略と中期経営計画

2. 第2次中期経営計画の概要
成長戦略についてのキリン堂ホールディングス<3194>の具体的取り組みは、3ヶ年中期経営計画の策定とその着実な実行だ。今般同社は、第2次中期経営計画として、2018年2月期~2020年2月期の第2次3ヶ年中期経営計画を策定し、その内容を発表した。

第1次中期経営計画を総括すると、売上高は116,000百万円という定量目標を達成したものの、営業利益は3,480百万円という目標には大きく未達となった。営業利益率3%という目標も同様だ。同社は営業利益率に象徴される収益性の改善が進まなかったことを第1次中期経営計画の反省点としている。また、次の10年に向けて改善すべき点として、関西圏でのドラッグストア業界でのシェアトップ奪回や既存の郊外型ドラッグストアから脱却すべく新たな店舗フォーマットを確立することなどを掲げている。

第2次中期経営計画は上述のような反省や問題意識に基づき、“国内営業基盤の再構築”を実現するための計画と位置付けられている。重点課題のテーマとして“営業利益率の改善と実現力の向上”が掲げられ、そのために取り組むべき課題として、“関西ドミナントの推進”以下6項目が掲げられている。また、第2次中期経営計画の定量目標としては、最終年度の2020年2月期において連結売上高137,000百万円、連結営業利益4,000百万円、連結営業利益率3%、連結ROE10%以上という数値が掲げられている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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