貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3186 ネクステージ

東証P
2,898円
前日比
+42
+1.47%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.6 3.54 1.14 0.38
時価総額 2,342億円
比較される銘柄
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ネクステージ Research Memo(7):買取仕入により安定的仕入の確保と利益率の改善を図る


■事業戦略

3. 買取仕入の強化
買取専門店は、主に既存店舗に併設し、専門部隊を置く。単独店の出店に比べ、初期投資が少なく、減価償却費などの費用も抑えられる。ネクステージ<3186>から中古車を購入する顧客の35%が買い替えであるため、下取りのビジネスチャンスがある。また、買取店を利用する顧客の65%は次のクルマを決めていないため、売主に対してタブレットや携帯電話などの情報端末で在庫車両の紹介をして販売機会に結び付けるようにしている。買取専門店は、第一義的には販売店舗の安定的仕入網となるが、オークションへの出品でも利益が得られる。買取では、オークションで入手しにくい車種も入ってくる。買取車両のうち、約3割が販売に回る。小売りが前提となる車両であれば、オークション出品を前提とした水準より高い買取価格の設定が可能になる。

2016年6月に新体制で本格稼働した買取事業は、期末の店舗数が併設店9店舗、単独店1店舗の計10店舗であった。2017年11月期は、上半期に4店舗、下半期に6店舗、計10店舗の出店により店舗数倍増を計画している。最近は、車の保有者が買取店を1店1店回って買取価格を出してもらうのではなく、ネットで一括査定を請求する出張査定が増えている。同社は、買取査定を希望する顧客の指定場所になるべく早く駆け付けるよう心掛けている。

買取台数は、2016年11月期は期中稼働のため4,300台であった。2017年11月期は、計画では10,000台である。現場の積上げた数字は、それを3割以上上回ることから余裕含みの目標と言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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