貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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3179 シュッピン

東証P
1,228円
前日比
+26
+2.16%
PTS
1,233.7円
21:51 05/08
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.4 3.45 2.69 6.58
時価総額 285億円
比較される銘柄
BEENOS, 
あさひ, 
ワットマン
決算発表予定日

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シュッピン Research Memo(2):カメラや高級腕時計など価値ある「新品と中古品」に特化したEC事業を展開


■事業概要

シュッピン<3179>は、カメラや高級腕時計など「価値あるもの(新品と中古品)」に特化したEC(eコマース)企業である。EC市場の拡大等を追い風として、専門性の高い商材に特化したポジショニングやインターネットを活用した独自の事業モデルの確立により、高い成長を実現してきた。最近では、AIMD(AI技術を用いたマーチャンダイジングシステム)や、AIコンテンツレコメンド(同社が作成し保有している大量のコンテンツ記事をAIが顧客の嗜好性を分析して配信)の導入など、テクノロジーを駆使した専門性の高いECサイトとして進化を続けている。

現在のWeb会員数は64万名を超える(2023年9月末時点)。毎月4,000名のペースで純増を続ける会員獲得により順調に積み上げてきた。一方、店舗数は1商材1店舗を基本方針とし、東京都内に5店舗を構えている。店舗も一定の業績貢献をしているが、情報発信基地としてEC事業を補完する機能を果たしている。また、「新品」と「中古品」の売上比率はおおむね1:1で安定しているが、それぞれに重要な役割を担っており、相互に作用しながら相乗効果を生み出してきた。

事業セグメントは、「カメラ事業」「時計事業」「筆記具事業」「自転車事業」の4つ※で構成されており、主力の「カメラ事業」が売上高の約75%を占めている。一方、「時計事業」については、世界的な高級腕時計相場の下落による影響を受けて一時的に苦戦しているが、適切な仕入・在庫投資の為の「仕組み化」を進めつつも、戦略的商品ラインナップの拡充とグローバル展開により成長を加速する方針に変わりはない。

※カメラ事業は「Map Camera」、時計事業は「GMT」及び「BRILLER」(レディースブランドサロン)、筆記具事業は「KINGDOM NOTE」、自転車事業は「CROWN GEARS」の屋号にて展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SO》

 提供:フィスコ

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