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3179 シュッピン

東証P
1,202円
前日比
+33
+2.82%
PTS
1,197円
14:59 05/07
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
12.2 3.37 2.75 7.40
時価総額 279億円
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シュッピン Research Memo(7):2022年3月期は売上高47,542百万円、営業利益2,322百万円を計画


■中長期の成長戦略

4. 中期業績計画
シュッピン<3179>はいわゆる固定式の3ヶ年中期経営計画は策定していないが、毎年、向こう3ヶ年の中期業績計画を公表している。2019年5月に公表した業績計画では、最終年度の2022年3月期において売上高47,542百万円、営業利益2,322百万円、経常利益2,312百万円を計画している。

2020年3月期第2四半期を終えた時点では、中期業績計画及び各セグメントの注目点に特段の変更はない。前述のように、2020年3月期第2四半期はすべての事業セグメントが好調に推移し、利益の進捗率が70%を超えた。これを受けて2020年3月期通期見通しが上方修正されることになれば、2020年5月に発表される中期業績計画も全般に見直される可能性がある。

カメラ事業は、2019年3月期基準として2022年3月期までの3年間の売上高のCAGR(年平均成長率)を10.5%と計画している。2020年3月期は大手2社のフルサイズミラーレスの移行期が続くため慎重にみており、それが3年間のCAGRを抑え込んでいるという形だ。注目されるのは海外の越境ECで、年率30%近い高成長を見込んでいる。

時計事業は、売上高のCAGRについて12.8%と予想している。足元の成長率からすると控え目な印象だ。レディース事業で2021年3月期に急成長を計画していることから、ここ数年時計事業は堅調な成長が続いていることや海外展開の開始もあるため、メンズとレディースを合わせた全体ではもう少し伸びるような印象だ。

筆記具事業と自転車事業はそれぞれ、売上高のCAGRを9.5%、11.8%と計画している。これまでどおり新規顧客の獲得と、既存顧客の活性化に取り組み、収益を拡大させる計画だ。着実に知名度や認知度が上がってきているため、十分達成可能な計画と弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)

《ST》

 提供:フィスコ

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