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2676 高千穂交易

東証P
3,640円
前日比
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時価総額 370億円
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高千穂交易---1Qは2ケタ増収増益、デバイスセグメントが好調に推移


高千穂交易<2676>は4日、2024年3月期第1四半期(23年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比22.2%増の60.80億円、営業利益は同52.3%増の3.14億円、経常利益は同33.1%増の5.74億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同24.0%増の3.93億円となった。

クラウドサービス&サポートセグメントの売上高は前年同期比6.9%増の5.40億円、営業利益は同26.6%減の0.79億円となった。これは、MPSサービスは契約数が順調に積み上がり好調に推移したものの、円安によるメーリングシステム保守部品の仕入れコスト増加が営業利益に影響したことによるものとなっている。

システムセグメントの売上高は同1.0%減の20.25億円、営業損失は1.03億円(前年同期は0.46億円の損失)となった。リテールソリューション商品類は、GMS向けの顔認証システムや、家電量販店向けの商品監視システム等が好調に推移し、売上高は同9.0%増の8.24億円となった。ビジネスソリューション商品類は、メーリングシステムの販売が部品不足による機器調達遅延の影響から、第2四半期以降にスライドしたことにより、売上高は同18.3%減の4.75億円となった。グローバル商品類は、防火システムがタイの発電所建設計画の遅延の影響を受けて減速したものの、タイのアパレル店舗向けのセキュリティシステムが好調に推移したことや、海外子会社の円換算収益がプラスに影響し、売上高は同2.7%増の7.25億円となった。

デバイスセグメントの売上高は同45.0%増の35.14億円、営業利益は同132.6%増の3.38億円となった。エレクトロニクス商品類では、前期末の受注残の取り込みが進み、産業機器向け等の電子部品の販売が好調に推移した。加えて、2021年に代理店契約を締結したNTCJ社製品の販売が好調に推移したことや、商材拡充によってアミューズメント向けに新規採用が増加したことにより、売上高は同72.2%増の24.73億円となった。メカトロニクス商品類では、新商材「スパイラルシャフト」等の直動製品がスマート遊技機に採用されたことによりアミューズメント向けの販売が好調に推移し、売上高は同5.4%増の10.41億円となった。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.2%増の248.00億円、営業利益は同17.7%増の16.20億円、経常利益は同0.7%増の16.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3.6%増の12.49億円とする期初計画を据え置いている。

《YI》

 提供:フィスコ

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