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【特集】横山利香「令和時代の稼ぎたい人の超実践! 株式投資術」― (41)株式投資の落とし穴は、誰もが知る“基本”にある

横山利香(ファイナンシャルプランナー、テクニカルアナリスト)

 個人投資家のみなさん、こんにちは! 株が大好き、認定テクニカルアナリストの横山利香です。

 株式投資の醍醐味と言えば、株価が2倍以上、できれば3倍、5倍、10倍という風に大化け、いわゆる成長が期待できる銘柄を、数千にも上る上場企業の中から探し出すことではないでしょうか。例年年末になると、その年の株価上昇率ランキングが投資家の関心を集めますが、やはり大化け株、テンバガーを発掘することは個人投資家の憧れと言っても過言ではありません。

 実際に株価が大化けするかは時間が経ってみないとわかりませんが、その可能性を感じ取れる銘柄に出会えた時、多くの個人投資家は株価が飛翔する未来を思い描いて、興奮するのではないかと思います。私の場合、その出会いは例えてみると、大化けの神様がある日突然、キラキラと舞い降りてくるといった感じですので、"降臨"という言葉がぴったりだなあと思っています。

 しかし、株式投資の面白さは、同じ銘柄を発掘して売買を行ったとしても、買うタイミングや売るタイミング次第では、儲かる投資家もいれば、損をする投資家もいるというところではないでしょうか。

 なぜ、同じ銘柄を売り買いしているのに、儲かる投資家と損する投資家がいるのでしょうか?

 私は、儲かる投資家と損する投資家の最も大きな違いは、株をいくらで買ったら、どのくらい儲かる可能性があるのかを、株を購入する前に計算できているのか否かに尽きると考えています。

 そこで今回は、株価が上昇するであろう株を、いつ売り買いすればよいのか、その見極め方について解説していきたいと思います。



 



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