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ダイナック Research Memo(14):安定配当の維持と将来に備えた内部留保の充実を両立し、12円配予想を維持


■株主還元

ダイナック<2675>は、株主還元について、配当による還元を基本とし、安定配当と将来に向けた内部留保の充実のバランスを取って配当を行うとしている。当期純利益が赤字に転落した場合でも無配転落を回避し、ここ数年は1株当たり10円の配当が続いていたが、2016年12月期に12円配へと増配した。

2017年12月期については期初に前期比横ばいの12円配(中間配6円、期末配6円)の予想を公表している。第2四半期決算発表に際しても、12円配予想が維持されている。今第2四半期決算に際して、当期利益見通しが引き上げられ、予想1株当たり当期純利益は62.56円に引き上げられ、これに基づく配当性向は19.2%となるが、今期は安定配当と内部留保の確保の両立の見地から前期比横ばいの配当計画としたものとみられる。

配当に加えて同社では、株主優待制度も実施しており、所有株式数に応じて食事券、もしくはお米(コシヒカリ)を株主に贈呈している。最低投資単位である100株を保有している場合、株主優待として1,000円の食事券2枚(2,000円相当)もしくはコシヒカリ2kgが贈呈されることになる。株主優待の内容も前期から変更はない。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《TN》

 提供:フィスコ

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