Ｐウォーター Research Memo（8）：2022年3月期の配当金は20円、配当性向16.7%

■株主還元策

プレミアムウォーターホールディングス<2588>は、株主に対する利益還元を重要な経営課題であると認識している。配当は、内部留保や設備投資等への投資とのバランスを考慮しながら、業績と連動した配当の実施を基本方針としている。今後も内部留保の充実を図り事業拡大のための投資を行う一方、第2の創業期から5年目となる事業年度を順調に迎えることができた1つの節目として、配当を開始した。2022年3月期の1株当たり配当金は20円（内、記念配当10円）、配当性向は16.7%となった。また、2023年3月期の配当金は22円、配当性向は16.3%と増配を予想する。今後は、利益の成長とともに配当性向の上昇も期待できるだろう。

同社は2014年3月期から株主優待制度を導入しており、内容を充実させることに努めている。毎年3月31日時点の株主（100株以上）が対象であり、同社が本業を通じて提供している食品類（プレミアムモール販売商品）から厳選された商品のうち1つを受け取ることができる。宅配水サービスの契約者については、さらに「ナチュラルミネラルウォーター（12L）1セット（2本）」も無償で受け取れるようになった。定期購入している宅配水のうち2本（約1ヶ月分）を賄うことができるため、好評であると言う。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　角田秀夫）

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　提供：フィスコ