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ジャパンベストレスキューシステム---23年9月期は増収・2ケタ増益、保証事業・保険事業が好調に推移


ジャパンベストレスキューシステム<2453>は13日、2023年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.0%増の181.58億円、営業利益が同11.6%増の16.29億円、経常利益が同30.7%増の15.33億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同55.2%増の6.79億円となった。

会員事業の売上高は前年同期比1.4%減の96.89億円、営業利益は同2.0%増の9.55億円となった。主力サービスの「安心入居サポート」が順調に会員数を増加させたものの、一部顧客の解約が発生し、会員数が減少した。一方では、不採算整理を推進し利益率が改善した。

保証事業の売上高は同15.1%増の16.64億円、営業利益は同11.1%増の6.12億円となった。住宅設備の延長保証サービス「あんしん修理サポート」の販路拡大が奏功した。

保険事業の売上高は同15.2%増の62.57億円、営業利益は同34.0%増の5.11億円となった。主力の家財保険「新すまいRoom保険」の契約件数の拡大が好調に推移したことに加え、スマホ保険・スポーツクラブ傷害保険の売上が寄与した。

駆けつけ事業の売上高は同84.8%減の1.44億円、営業損失は515千円(前年同期は0.80億円の損失)となった。当該事業は会社分割の上、同社の関連会社であるアクアラインへ2022年11月30日を効力発生日として譲渡した。

2024年9月期通期については、同日に公表した「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」に記載のとおり、MBKP Vega及びMBKP Altairが同社を非公開化することを企図していること、ならびに同社株式が上場廃止となる予定であることにより、事業の合理的な業績予想の算定が現段階では困難なことから業績予想は記載していない。また、公開買付けが行われる予定であることを踏まえて、2023年9月期の期末配当を行なわないことを発表した。

《SI》

 提供:フィスコ

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