貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2154 オープンアップグループ

東証P
2,023円
前日比
+2
+0.10%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
15.7 2.58 2.72 8.14
時価総額 1,857億円
決算発表予定日

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トラストテック Research Memo(3):「技術系」、「製造系」、「海外」の3つの事業セグメントで構成


■会社概要

2. 事業の概要
トラスト・テック<2154>の事業ドメインは技術者派遣や開発・設計の請負などを担う技術系領域と、製造請負や製造ラインへの製造スタッフ派遣などを担う製造系領域の2つに分けられている。2017年6月期からは海外での事業が“海外領域”として独立し、事業セグメントとしては3セグメント体制となった。これら3つの報告セグメントに、障がい者雇用を担う特例子会社・(株)トラスト テック ウィズの収益と不動産賃貸事業から成る「その他」の収益が加わって全社売上高が構成されている。

沿革の項で見たように、同社はM&Aを重ねて業容を拡大してきた。今日では、国内については同社本体のほかに、連結子会社のTTM、フリーダム(及びその子会社)で企業グループを形成している。担当領域の内訳は、TTMが製造領域、同社本体を含めた他のグループ企業は技術系領域という構造だ。なお、トラィアルについては、同社本体と事業内容が重なるため、経営効率化の観点から2016年10月1日付で同社本体に吸収合併した。

海外展開は同社の成長戦略において重要な一角を担っている。海外への最初の進出は2010年6月に技術者紹介事業などを展開している香港企業を買収したことに遡る。同子会社は香港虎斯科技有限公司と社名変更し現在に至っている。その後、2016年8月に英国の技術・製造スタッフの人材派遣会社であるMTrecの85%持分を取得し海外における人材サービス事業の本格展開に向けて第1歩を踏み出した。

2016年9月にはアジア地域での事業拡大を目指し、インドネシアに現地法人を、中国・山東省に合弁企業をそれぞれ設立した。また、中国・上海においても合弁企業の設立を進めている(2017年3月現在)。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

《HN》

 提供:フィスコ

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