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1961 三機工業

東証P
2,237円
前日比
+32
+1.45%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
13.3 1.26 3.80 17.75
時価総額 1,268億円
比較される銘柄
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決算発表予定日

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三機工業 Research Memo(5):2023年3月期第2四半期は減収により営業損失。受注は好調(2)


■業績動向

2. 財務状況
三機工業<1961>の2023年3月期第2四半期末の財務状況は、流動資産は102,839百万円(前期末比22,903百万円減)となった。これは主に現金預金の減少5,540百万円、売掛債権(受取手形・電子記録債権・完成工事未収入金等・契約資産)の減少19,125百万円、未成工事支出金の増加1,444百万円などによる。固定資産は57,101百万円(同764百万円減)となった。主に減価償却による有形固定資産の減少546百万円、投資有価証券の減少による投資その他の資産の減少396百万円による。この結果、2023年3月期第2四半期末の総資産は159,941百万円(同23,668百万円減)となった。

流動負債は59,764百万円(前期末比19,446百万円減)となった。主に買掛債務(電子記録債務を含む工事未払金)の減少12,074百万円、短期借入金の減少524百万円などによる。固定負債は9,843百万円(同277百万円減)となった。これは主に長期借入金の減少170百万円、退職給付に係る負債の増加469百万円、繰延税金負債の減少578百万円などによる。この結果、負債合計は69,607百万円(同19,724百万円減)となった。純資産合計は、配当金支払いによる利益剰余金の減少5,611百万円、消却に伴う自己株式の減少2,121百万円、その他有価証券評価差額金の減少591百万円などにより、90,333百万円(同3,944百万円減)となった。

3. キャッシュ・フローの状況
2023年3月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは1,201百万円の支出となった。主な収入は減価償却費735百万円、売上債権及び契約資産の減少19,021百万円などによるもので、主な支出は税金等調整前四半期純損失の計上896百万円、仕入債務の減少12,235百万円、その他の流動負債の減少4,365百万円となった。投資活動によるキャッシュ・フローは216百万円の収入となったが、主に有価証券の取得・償還(ネット)による収入1,000百万円、有形固定資産の取得による支出245百万円などによる。財務活動によるキャッシュ・フローは3,668百万円の支出であった。主な支出は、長期借入金の返済695百万円、自己株式の取得134百万円、配当金の支払額2,788百万円であった。

この結果、2023年3月期第2四半期の現金及び現金同等物は4,540百万円減少し、同期末残高は40,238百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《SI》

 提供:フィスコ

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