日経レバと日経Dインバの商い活発、全体リスクオフ相場で個人投資家の思惑錯綜
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急落、一時1万3000円トビ台まで売り込まれ、大台攻防の様相となった。きょうは前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って下落し、特にナスダック総合株価指数の下げが顕著となっていることで、東京市場でもハイテク株を中心にリスク回避の売り圧力が強い。日経レバは日経平均に連動するように組成されたETFで、価格変動率が2倍に設定されていることもあってボラティリティの高さに着目した個人投資家の参戦が活発。売買代金は全市場を通じてトップとなっている。一方、日経平均に対し逆方向に連動し、パフォーマンスがマイナス2倍に基本設定されているのがNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信<1357>で、こちらも商い増勢のなか、25日移動平均線を足場に上値指向が鮮明だ。
出所:MINKABU PRESS
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