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ダウ平均が一時400ドル超の上げ幅に IT・ハイテク株にも買い戻し=米国株

NY株式22日(NY時間14:45)(日本時間03:45)
ダウ平均   38380.34(+393.94 +1.04%)
ナスダック   15505.16(+223.15 +1.46%)
CME日経平均先物 37875(大証終比:+445 +1.18%)

 きょうのNY株式市場、後半になって上げ幅を加速させており、ダウ平均は400ドル超の大幅高となっている。IT・ハイテク株にも買い戻しが強まり、ナスダックも大幅高。前半は先週同様に伸び悩む展開が見られたものの、本日は踏ん張り、次第に買い戻しが強まっている。自動車や銀行といった循環株も買われている。

 市場からは中東情勢緊迫化への懸念が後退しており、金や原油が上げを一服させていることが米株式市場をサポートしているとの指摘が出ている。イランがイスラエルとの戦闘をエスカレートさせないと述べたことが材料視されているようだ。

 今週はテスラ<TSLA>、メタ<META>、マイクロソフト<MSFT>、 そしてアルファベット<GOOG>などの企業が決算発表を控えている。テスラはさほど期待できそうにないが、その他のAI関連銘柄はそれなりの数字が期待されているようだ。ただ、すでに織り込まれているとの指摘も出ている中で、市場がどう反応するか注目される。また、木曜日にはGDP速報値、金曜日にはPCEデフレーターが公表され、その結果を見極めたい雰囲気もあるようだ

 テスラ<TSLA>が下落。週末に中国、欧州、米国で相次ぎ自社モデルの値下げを実施した。それに加え今回はソフトウエアも値下げに踏み切った。販売不振で在庫が積み上がっていることが背景にある。

 セールスフォース<CRM>が上昇。企業向けデータ管理サービスを手掛けるインフォマティカ<INFA>との買収交渉が頓挫したと伝わった。条件面で折り合わなかった。この報道を受けて同社株は上昇の一方、インフォマティカ株は大幅安。

 ベライゾン<VZ>が下落。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回った。予想以上に個人向けの電話顧客を失ったもののワイヤレス・サービス収入が伸びた。ただ、株価は序盤に上げて始まったものの直ぐに戻り売りに押される展開。

 トラクター・建設機械メーカーのCNHインダストリアル<CNHI>が下落。取引開始前にワインCEOの退任が発表された。後任にはマルクス氏が就任する。同社はまた、5月21日に予定していた投資家向け説明会を後日に延期した。

 特殊化学のインジェビティ<NGVT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の52ドルから62ドルに引き上げた。

(NY時間14:45)(日本時間03:45)
セールスフォース<CRM> 275.24(+4.87 +1.80%)
インフォマティカ<INFA> 32.54(-2.65 -7.53%)
ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ> 38.77(-1.72 -4.24%)
インジェビティ<NGVT> 47.88(+3.44 +7.73%)
CNHインダストリアル<CNHI> 11.67(-0.64 -5.20%)

アップル<AAPL> 166.58(+1.58 +0.95%)
マイクロソフト<MSFT> 402.12(+3.00 +0.75%)
アマゾン<AMZN> 177.82(+3.19 +1.83%)
アルファベットC<GOOG> 158.83(+3.11 +2.00%)
テスラ<TSLA> 141.93(-5.12 -3.48%)
メタ<META> 486.48(+5.41 +1.12%)
AMD<AMD> 148.95(+2.31 +1.58%)
エヌビディア<NVDA> 794.99(+32.99 +4.33%)
イーライリリー<LLY> 735.61(+9.30 +1.28%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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