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マザーズ先物概況:続伸、東証1部の主力株買い戻しで新興市場にも安心感広がる


22日のマザーズ先物は前日比9.0pt高の886.0ptとなった。なお、高値は886.0pt、安値は875.0pt、取引高は988枚。本日のマザーズ先物は、東証1部市場の主力株が買い戻される中、個人投資家心理も回復したみられ、続伸となった。昨日の日経平均が一時400円超と大きく下げながらも急速に下げ幅を縮めたことで下値での押し目買い余力が確認されていたことに加え、本日は、作日売られていた東証1部市場の電子部品株などが買い戻さたことで投資家心理も改善したとみられる。また、香港ハンセン指数が上昇していたことも市場心理の落ち着きに寄与した。こうした背景を受けて、センチメントが改善した個人投資家の買い意欲も上がったとみられ、マザーズ市場では、直近IPO銘柄や好業績銘柄を中心に物色が盛んとなった。サンバイオ<4592>などの主力株が上昇したこともマザーズ先物の押し上げに寄与し、結局、本日のマザーズ先物は高値で大引けを迎えた。売買代金上位では、昨日新規上場したトゥエンティーフォーセブン<7074>、好業績の発表から上昇基調が続くレアジョブ<6096>が2ケタ台の大幅上昇を見せたほか、アンジェス<4563>、メルカリ<4385>といった主要どころの銘柄がもそろって上昇した。
《YN》

 提供:フィスコ

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