株価20分ディレイ → リアルタイムに変更

0010 TOPIX

指数
2,744.06
前日比
+6.52
+0.24%
比較される銘柄
日経平均, 
グロース250, 
米ドル/円
業績
単位
-株
PER PBR 利回り 信用倍率
時価総額

銘柄ニュース

戻る
 

東京株式(大引け)=89円安、前日の大幅高の反動で利益確定売り優勢に

 31日の東京株式市場は前日の米国株市場が休場だったこともあり、手掛かり材料難のなか方向感の定まらない動きとなった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比89円63銭安の2万7279円80銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は22億8880万株、売買代金概算は5兆5088億円。値上がり銘柄数は589、対して値下がり銘柄数は1184、変わらずは64銘柄だった。

 きょうの東京市場は、日経平均が前日終値を挟んでプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりの展開となった。前日の米国株市場はメモリアルデーのため休場となり、手掛かり材料に事欠いた。朝方は買いが優勢で、日経平均は寄り後に高く推移したが、その後は売りに押されマイナス圏に沈んだ。原油価格の上昇を警戒するムードが強かったが、発表された中国の経済指標を受け、前場後半は買い戻される流れとなり、前引け時点ではプラス圏で着地。アジア株高も投資家心理の改善を後押しした。しかし、後場に入ると利益確定の動きが徐々に強まる地合いに。前日に先物主導で日経平均は600円近い上昇をみせていたこともあり、上値は重かった。MSCIによる採用銘柄入れ替えの動きが加わり、全体売買代金は5兆5000億円と高水準に膨らんだ。

 個別では、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが安く、東京エレクトロン<8035>も下落した。NTT<9432>が軟調な動きで、任天堂<7974>、オリエンタルランド<4661>も安い。HOYA<7741>も値を下げた。日医工<4541>が大幅安、ブイキューブ<3681>、いちご<2337>なども大きく売られた。シグマクシス・ホールディングス<6088>が下値を探り、タマホーム<1419>、システナ<2317>の下げも目立った。THK<6481>も安い。

 半面、断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が頑強な値動きを示したほか、ソニーグループ<6758>が堅調、三井物産<8031>もしっかり。東京海上ホールディングス<8766>も強い動きをみせた。INPEX<1605>、石油資源開発<1662>が大きく上昇し、リクルートホールディングス<6098>も買いが優勢。松風<7979>が大幅高に買われ、パイオラックス<5988>も値を飛ばした。ソースネクスト<4344>も商いを伴い上値を追った。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均