KLab急落で上場来安値、新株予約権発行による希薄化や前期赤字拡大見通しを嫌気
KLab<3656>は前日比19%安の136円まで売られ、上場来安値を更新している。8日の取引終了後、マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割り当てによる第20回新株予約権及び無担保社債の発行を行うと発表しており、一株利益の希薄化などが警戒されているようだ。
新株予約権の割当日は1月30日。発行新株予約権数は11万8900個(潜在株数1189万株)で、潜在的な希薄化は24.6%となる。なお、調達資金は約18億5000万円で、新規大型モバイルオンラインゲーム及び新規カジュアルゲームの企画・開発・運営費用に充てるとしている。
同日、非開示だった24年12月期の連結最終損益が28億円の赤字(前の期は18億1900万円の赤字)になりそうだと発表したことも嫌気されている。既存タイトルの減衰やサービス終了タイトルによる売上高の減少が響くほか、投資有価証券評価損やソフトウエア減損損失を計上することも利益を圧迫する。
出所:MINKABU PRESS
新株予約権の割当日は1月30日。発行新株予約権数は11万8900個(潜在株数1189万株)で、潜在的な希薄化は24.6%となる。なお、調達資金は約18億5000万円で、新規大型モバイルオンラインゲーム及び新規カジュアルゲームの企画・開発・運営費用に充てるとしている。
同日、非開示だった24年12月期の連結最終損益が28億円の赤字(前の期は18億1900万円の赤字)になりそうだと発表したことも嫌気されている。既存タイトルの減衰やサービス終了タイトルによる売上高の減少が響くほか、投資有価証券評価損やソフトウエア減損損失を計上することも利益を圧迫する。
出所:MINKABU PRESS