NECキャピタルソリューション---系統用蓄電池事業の本格参入、福岡県大牟田市に蓄電所を設立
NECキャピタルソリューション<8793>は7日、子会社であるNCSアールイーキャピタルが2025年10月に運転開始を予定している系統用蓄電所「RED大牟田蓄電所」を福岡県大牟田市新港町に設立する。
この蓄電所は、パワーエックス製の蓄電池「Mega Power」とニシム電子工業製のEMS「TAMERBA EMS」を組み合わせた高圧パッケージシステムで構成され、蓄電池容量は8,226kWh、蓄電池出力は1,999kWとなっている。建設工事は昭電テックスが担当し、需給運用は九電みらいエナジーが行う。このプロジェクトは、NCSアールイーキャピタルの100%子会社であるリニューアブルエナジーデベロップメント(RED)が推進しており、国の補助金を活用して開発が進められている。この取り組みにより、再生可能エネルギーの安定供給と利用拡大、さらには脱炭素化の推進に貢献することが期待されている。
《AK》
提供:フィスコ