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東京株式(大引け)=304円安と5日ぶり反落、一時3万9000円を割り込む

 6日の東京株式市場で日経平均株価は5日ぶりに反落。前日の米株安もあり利益確定売りが膨らむなか、日経平均株価は一時3万9000円を割り込んだ。

 大引けの日経平均株価は前日比304円43銭安の3万9091円17銭。プライム市場の売買高概算は14億4671万株。売買代金概算は3兆5595億円となった。値上がり銘柄数は677と全体の約41%、値下がり銘柄数は905、変わらずは62銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが248ドル安と値を下げ、ナスダック指数も5日ぶりに反落した。米株安を受け、東京市場も下落してスタート。日経平均株価は、今月に入り前日まで4日続伸し1200円近く上昇していたこともあり、利益確定売りが先行した。今晩の米11月雇用統計の発表を控えポジション調整の売りも強まり、後場には一時3万8900円台まで下落した。ただ、下値には値頃感からの買いが流入し引けにかけ3万9000円台を回復した。相場をけん引してきた半導体関連や大手重工、電線株などに売りが膨らんだ一方、自動車株などが堅調だった。

 個別銘柄では、三菱重工業<7011>やIHI<7013>、川崎重工業<7012>が安く、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>が売られた。フジクラ<5803>や住友電気工業<5802>、古河電気工業<5801>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>も軟調だった。ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>が下落し、日立製作所<6501>や任天堂<7974>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が値を下げた。

 半面、日産自動車<7201>やホンダ<7267>が高く、さくらインターネット<3778>や楽天グループ<4755>、三井E&S<7003>が値を上げた。SMC<6273>やHOYA<7741>が堅調で、ディー・エヌ・エー<2432>やセレス<3696>が買われた。

出所:MINKABU PRESS

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